挫傷について
挫傷には打撲や衝突などの直達外力によりものと、筋肉の過伸張により筋肉が急激に引っ張られることで弱い部分の筋肉や筋膜を損傷してしまう介達外力によるものとがあります。
いわゆる肉離れのことで、症状により筋肉を伸ばして痛めた程度のものから、筋繊維が断裂してしまう重症のものまで様々です。
〜症状〜
・運動痛による運動制限があります。
・腫脹や皮下出血が出ます。
・症状の程度によっては、筋肉の陥没部が触れます。
当院での治療
当院では、受傷直後は患部にアイシングを行い、包帯などを使い圧迫固定を行います。
症状が重症の場合には更に副子固定を加えます。
その後、症状が緩和してきたら電療、罨法、運動療法を施していきます。
また損傷部の筋肉には伸張運動を行い、筋肉の拘縮を防ぎます。
一度損傷した筋肉は、拘縮しやすいうえに力学的にも弱い状態です。
この状態で運動を行うと、挫傷を起こしやすく怪我の危険性が高くなります。
これを防ぎ、良いコンディションを作るために、当院では症状にあった運動療法やテーピングによる補助を加え、治療を行っています。
当院では、早くスポーツや部活、日常生活に復帰できますよう個々に応じた治療によりサポート致しますので、ご相談下さい。